献血に行こう！
３月初旬だったと思います。
県外の友人から電話がありました。
「お前が住んでいる所の赤十字血液センターが
全国版のニュースで出てたぞ。
血液が不足してるらしいぞ。
早く行ってやれよ。」
注射が苦手な私ですが、そう言われると、
行くしかないような気持ちになりました。
日曜日。センターに向かうと
多くの人が集まっていました。
テレビを観て来た人が多いようでした。
何と２時間待ちでした。
「注射痛いよなぁ～。
今ならまだキャンセル出来るよな」
という思いに駆られました。
その時、
輸血を経験された女性の手紙が
目に入りました。
彼女は高校生の時に骨肉腫を発病。
その後、再発２回。
今までに６回の手術を受け、
数えきれないほどの輸血をしたそうです。
２０歳まで生きられるか分からないと言われた彼女は
現在３５歳。
結婚し、１児の母となっているようです。
「息子の寝顔を見ながら、
生きていてよかったと思う毎日です。」
と綴られていました。
そして最後にこう結ばれていました。
「皆様からの輸血がなければ、
助かっていなかったかもしれません。
まだまだ輸血を待っている方々も
たくさんいます。」
「私自身、献血をすることができないので、
皆様の献血が頼りです。
お体に無理のない範囲内で
よろしくお願いします。」
注射への恐怖の気持ちは無くなっていました。
「俺の血で良ければ摂って下さい！」
という気持ちになりました。
無事に献血が終わり控室へ。
緊張から解放された爽快感のなかで、
お菓子を食べてはジュースを飲み、
漫画を読んでは、またお菓子を食べました。
少しばかり
こんな俺でも誰かの役に立てるんだ！
という充実感もありました。
今日のニュースで、コロナの影響
（密を避ける・献血バスが活用できにくい等）もあり、
輸血用の血液が不足していると流れていました。
献血は不要不急の外出には当たらない、
密を避けるために、
事前に電話で予約をするなどの対応も
行っていると説明されていました。
今、出来ることの一つに
献血があると思います。
清々しい（すがすがしい）
久しぶりに空を眺めました。
目の前に広がった風景に思わず、
「清々しい（すがすがしい）」と
口ずさんでいました。
まさか自分の口から、
そんな言葉が出るとは。
最近、コロナの報道等もあり、
どことなく
気持ちが沈んでしまう感覚もあります。
こんな時こそ自然に触れることが
大事だと思いました。
「さわやか」とは また違った
「すがすがしい」気分を味合わせてくれたのは
職場近くの道の駅から眺めた風景でした。
最近の色々
マクドナルドに行った。
カウンターで
私の前に並んでいた６０歳ぐらいの男性が
「コーヒー下さい。黒いやつで」と言った。
黒いやつ？？？
対応した店員の方が慣れた感じで
「ハイ、ブラックですね」と答えていた。
なるほどブラックね。
ブラックジョークと言うのだろうか？
いや、おやじギャグだ。
某電気店にパソコンの修理を依頼。
担当は鶴田さんという方だった。
プロレス好きな私は
「ジャンボ鶴田」がすぐに頭に浮かんだ。
修理完了という連絡が入りお店に向かった。
担当者の方を呼んでもらおうと思ったが
名前がどうしても思い出せない。
あ、そうだった。プロレスだ、プロレス。
「すみません、猪木さんお願いします。」
と言ってしまった。
良かった。
「タイガージェットシンさん」と呼ばなくて。
鶴田さんを猪木さんと間違えたのに
「バカヤロー！」と言わなかった
某電気店の方々は良心的です。
しょっぱい話ですみません。
Kさんには２０歳の娘さんがいる。
父親に反抗することが多く
心が折れそうになる時もあるらしい。
先週の日曜日、
「お父さん！カラオケに行こう！」
と声を掛けられ、うれしくて仕方なかったという。
心を弾ませて２人でカラオケボックスへ。
部屋は別だったという。
Kさんは一体、何を歌ったのだろう？
きっと「こぶし」をきかせたはずだ。
歩き出したと思ったけれど
２月１６日の記事でMさんが
楽しみながら歩けるアプリがあることを
教えてくれたという記事を書きました。
これなら頑張れる！
自分の頑張りを見て喜べる！
と思っていたのですが実際は、
アプリのデータを見ては、
「おぉ～Mさんスゲェわ。」
「お友達の○○さんと競ってる。」
「この２人の熾烈な争いは
明日は、どうなるんだろう！」
と２人の頑張りを確認しては
喜び楽しむ日々。
２月１６日に地域で２１位だったMさんは
２月２１日現在で１４位
友人の方は１３位
それもハイレベルの数値なのです。
「歩き出したら止まらないぜ」
という世界だと思います！
私はというと夜、
コンビニまで歩いたりはするものの
目標の１日１万歩までは程遠い現状です。
ただMさんの存在がなければ
コンビニまで歩くことはなかったと思います。
まだまだ、のんびりウォーキングですが、
じわじわと
ランキングを上げたいと思っています。
２月１６日 時点 ２４７位
２月２１日 現在 ２６０位
佐賀ってる いや下がっている（涙）
泣かせてしまった？
１ヶ月ほど前の出来事です。
近所のドラッグストアーで、
調味料等をたくさん買い込みました。
レジにいた
娘と同世代のアルバイトと思える女の子が
私が買ったものを、袋に詰めてくれました。
袋が小さくないかな？大丈夫かな？
と思ってい見ていると
キレイに完璧に収まりました。見事でした。
思わず「すごいね！さすがだね。」
と大きな声が出ました。
その瞬間、
その女の子が、うつむいてしまいました。
えっ？と思ってよく見ると
涙をポロポロと流しています。
えっ？なんで？なんで泣くの？
俺、変なこと言ったっけ？
俺が怖いの？怒ってないよ？
私の後ろには
２０代後半ぐらいの女性が並んでいます。
雰囲気的に
私がクレームを言ってこの子を泣かせた？
みたいな感じになっているのです。
後ろから冷たい視線を感じるのです。
困って他の店員の方を呼ぼうとした時でした。
レジの女の子が小さい声で言いました。
「ここでバイトをして、
初めて、ほめられました。」
ホッとしながら私は言いました。
「そっか、そうなんだね。
おじさんは本当に凄い！って思ったとよ。
大変なこともあると思うけど、
これからも頑張ってね。」
小さく、うなずいてくれました。
後ろに並んでいた女性が
「良かったね。」と声を掛けてくれていました。
私の子供たちも、アルバイトをしながら
学生生活を送っています。
アルバイトをしている子を見ると
我が子と重なります。
自分が他の子を可愛がると
我が子も
他の人から可愛がってもらえるのでは？と
思ったりするものです。
そんな気持ちを分かって頂けると思います。
もちろん、今の時代、闇雲に
人に声を掛けてはいけない側面もあると思います。
そっとして欲しいと思っている
人もたくさんいると思います。
一方で、
大人の声一つで、喜んでくれる子もいます。
この出来事があってから、
正しいと思えること、
相手が喜んでくれそうなことであれば、
伝えることを大事にしたいと思いました。
そう言いながら、人見知りが激しいので
たまぁ～にしか言えないのですが・・・。
先日、ある方に勇気を持って伝えました。
後日、驚くことがありました。
その方からお手紙を頂いたのです。
もし当ブログを読んで下さっていたとしたら
この場をお借りしてお礼申し上げます。
恐縮でもあり、
その誠実さに再び感心しました、
人って素晴らしいですね。
ありがとうございました。
地域の中で声を掛け合うことは、
「適度な距離感」が求められます。
難しくもありますが
大事にしたいと思っています。
そういう私も先日、初めて、ほめられました。
レジの女の子の気持ちが
分かったような気がしました。
我、本日より、歩き出す
「菜の花マラソンを走って来たよ。」
５９歳のNさんが熱く語って下さいました、
山あり谷ありのハードな４２，１９５ｋｍ
「３５ｋｍ以降は、
もし足にブレーカーが着いていたら
完全に全て落ちていた。」
「隣に並んだおじいさんに負けまいと
必死に走っていたら、そのおじいさんは
ゆっくり歩いていたんだ。」
「俺は金を出して
何をこんなに苦しんでいるんだろうと
思ったよ。」
そう語るＮさんの瞳は輝いていました。
その点を問うと
「やりきったという満足感はあるね。」
と満面の笑み。
挑戦した人、走りきった人にしか味わえない、
充実感があるのだと思います。
男気あふれるＮさんは、
グッと顔を近づけて言いました。
「来年は、一緒に走ろう！」
その急接近は、
まるでキスを迫られているような勢いでした。
走ることで得られる爽快感は私にも分かります。
しかし学生時代に左膝を大怪我し、
完治したと思った４０歳の時に、
走ったフルマラソンの際に
膝の痛みに見舞われて以来、
ほとんど走っていないのです。
現在、身長１７４ｃｍで体重８６㎏。
その肥満度からも膝への負担が
大きい事が理解できると思います。
もちろん、
何度か走ろうとしたことがあります。
都度、１５分ほど走ったら左膝に激痛が・・・。
最後に走ったのは３年前です。
あの痛みには耐えられない。
忘れてはいけない。
出産の痛みを（産んだことはないけど）
そんな中で、１年前のことを思い出しました。
本屋に行っていたときに、左膝に激痛が走り、
立っているのが辛い状態となったのです。
その痛みはしばらく続き、整形外科を受診。
頭の中では手術から入院と思い込んでいました。
レントゲン等の検査後、著名なドクターが言われました。
「なぜ痛みが起こるんでしょうかね？
骨と筋力、全て素晴らしい状態です。
とりあえず痛み止めの薬を出しておきましょう。」
その後、膝の痛みを予防する工夫や
筋トレの強化を勧められました。
「あなたは運動不足がいけません。
運動して下さい。」
と言われ診察室を出たのでした。
フルマラソンを走ったＮさんに
声を掛けて頂いた２日後でした。
同業者の方がこう言われました。
「実は最近、走ってるんですよ。
今度、フルマラソンにも挑戦します。」
「運動しているということで
前向きな気持ちになれるんですよ。」
私は思いました。
もし、もう一人勧めてくれる人が現れたら
重い腰を上げよう！
そして今日、
遂に３人目の天使が女神が現れたのです。
佐賀でお世話になっているＭさん。
「いいものを教えてあげるよ。」
と言いながら声を掛けてくれました。
「なんですか？？？。」
「あのね、ウォーキングが
楽しめるアプリがあるのよ。」
話を聞かせてもらいながらゾクゾクしていました。
これだ、このタイミングだ。
走ることに不安がある俺に、
ウォーキングの勧めだ、
今しかない！歩き出そう！
アプリ名は「ＳＡＧＡＴＯＣＯ」（サガトコ）
日々の歩いた記録がデータ化され
登録者全体、年齢、地区別で
ランキングが表示されたり
バーチャルで大会や名所を歩くことも出来るのです
楽しめる要素がふんだんに溢れています。
すぐに登録しスタート地点に立ちました。
「まず歩き、笑い、時々走り、また笑おう」
そんな気分になりました。
夕方、公園内を歩いた後、図書館に向かい、
面白そうな本を借りました。
本日の歩数５，５０６歩
(目標は１日１万歩)
全体
１４，６６６位
地域別
３８８人中 ２４７位
アプリを教えて下さったＭさんは
現在、同地域で２１位でした。
我、本日より歩き出しました。
楽しみながら
歩いて行きたいと思っています。
いつか走ることが出来ればと
夢見ています！
